井上通商株式会社
福岡は貿易の拠点としても有名で、井上通商は1961年創業の老舗貿易会社です。
建材(石材、タイル等)・食品・飼料・アパレル関連商材の輸入と日本酒、焼酎、食品などの輸出を手がけています。
福岡に拠点を置く企業が増えるにつれて取引先も増加し、成長著しい日本とアジアを繋いでいる地域密着型の企業です。
企業情報
会社名 | 井上通商株式会社 |
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設立 | 1961年6月24日 |
所在地 | 福岡市中央区草香江2-3-32 |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 井上由郎 |
従業員数 | 19名 |
事業内容 | 輸出・輸入、不動産 |
主な取引国
輸出
中国、韓国、台湾、香港、その他(マカオ)
輸入
中国、タイ、インドネシアをはじめとしたアジア圏
アメリカ、南米、ヨーロッパ、オーストラリアなど取引実績のある国は合計17ヵ国
注文や依頼があれば、あらゆる国へ対応しますが、メインは福岡の立地を活かしたアジアへの輸出入になっています。
営業課目
1課…建材建築用石材&タイル、墓石、モニュメント、環境石材、3DCGパース図・動画、施工図製作
2課…食品・飼料活鰻、加工鰻、その他食品、牧草(チモシー、アルファルファ等)
3課…アパレル衣料品、靴、バッグ、雑貨
4課…設備機器空調機材、配管材料、環境機器
5課…バックオフィス不動産、経理
6課…ニュービジネス輸出(日本酒、焼酎等)、インターネット通販、IT事業
企業規模はそれほど大きくないですが、6課に分けた展開を行い、幅広い分野の事業を手がけています。
メインは建材、食品、アパレルの輸入で、提携業者を通じて日本全国へ提供しています。
輸出については集荷地域は九州、および一部の中国地方になっています。
時代の変化を受けて不動産賃貸事業やネット通販、IT事業も手がけていて福岡の人口増加、企業進出による活性化の影響を受けています。
メイドインジャパンを世界に発信
井上通商は依頼を受けた物を輸出入手続きするだけではなく、商品の営業活動にも積極的です。
フードEXPO香港をはじめ、世界の展示会に日本の高品質の食材などを出店して、日本製品のPRをしています。
活動状況等は公式ブログからもご覧いただけます。
福岡の活性化によって地元の老舗企業にも恩恵
福岡に県外から企業が集まってくるに連れて地元経済が活性化されて老舗企業も恩恵を受けています。
全般的に福岡に進出する企業は九州だけを対象にしたものではなく全国、海外を相手にビジネスを行っているので大手が参入してきても地元業者の仕事が奪われることはありません。
小売店や飲食店においては地域限定のサービスになりますが、福岡は人口そのものが増えているいるのでライバル業者数だけではなくマーケットも拡大しています。
海外や全国を相手にしたビジネスをする企業でも福岡で雇用を生み出したり、転勤で福岡へ移住する人が増えれば、お金も落ちるので間接的に福岡の活性化はあらゆる業種に良い影響を与えています。
井上通商も輸出入の依頼は増加するなど、福岡活性化の影響を大きく受けている代表的な老舗企業です。